MMIJ Annual Meeting 2016

Presentation information

一般講演

環境

Mon. Mar 28, 2016 9:15 AM - 3:15 PM 第3会場 (東京大学)

司会:別所昌彦(秋田大学), 沖部奈緒子(九州大学), 大川浩一(秋田大学), 晴山渉(岩手大学)

2:30 PM - 2:45 PM

[1316] The adsorption of radionuclide surrogate by using cationic surfactant modified clay

井上聡大1, 羅武輝1, 平島剛1, 笹木圭子1 (1.九州大学)

司会:晴山渉(岩手大学)

Keywords:モンモリロナイト

本研究では、モンモリロナイト(Mt: Montmorillonite)を陽イオン性界面活性剤で修飾した有機修飾Mtを吸着剤とし、放射性核種99mTcO4-, 90Sr2+が共存する系における各イオンの吸着挙動を明らかにした。ただし、99mTcO4-は入手および定量が困難であるため、pH-Ehダイアグラムが類似しているReO4-を代替物質とした。筆者らは、これまでにClO4-に対する吸着剤としてHexadecylpyridinium chloride(HDPy)で修飾した有機修飾Mtの有効性を明らかにした。このアイデアを発展させ、HDPyによるMtの修飾割合を調節することでMt表面の負電荷サイトも利用し、陰・陽イオンの両者に効果的な吸着剤の開発を目指した。また、HDPyの取り込み量の増加とともにReO4-吸着量は増大し、一方でSr2+吸着量は減少傾向を示した。本実験において、ReO4-, Sr2+がそれぞれ単独で存在する単独系と両者が共存する混合系を考え、それぞれについて初期濃度の与える影響を調べることによって吸着メカニズムの解明を試みた。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password