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[1401] プロピオン酸カルシウムによるコンクリートのASR抑制に関わるアルカリ量および温度の影響
司会:安達毅(秋田大学)
キーワード:コンクリート, 劣化, ASR, 骨材, プロピオン酸カルシウム
コンクリートの早期劣化を引き起こすアルカリ骨材反応(ASR)は、1983年に日本で社会問題となり、その後1986年に対策方法が提示された。しかし対策を実施したにも関わらずASRによる劣化事例が現在でも報告されている。このため確実で容易な新たな対策方法の開発が必要となっている。このような背景から、コンクリート中のアルカリを低下させる効果があるプロピオン酸カルシウムを少量添加してASRを抑制する手法を実験的に検討してきた。その中で、本研究はプロピオン酸カルシウムによるASRの抑制がコンクリート中のアルカリ量と温度に影響される要因とそのメカニズムについて検討した。
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