14:40 〜 15:00
[1409] クリギング法を用いた石灰石鉱山の品位推定における解析データ密度について
司会:村上進亮(東京大学)
キーワード:クリギング法, 石灰石鉱山, 品位推定, 品位分布, 地球統計学
著者らは,これまで石灰石鉱山の品位分布の推定にクリギング法が有効であることを確認したが,推定に用いるサンプルと品位分布の推定精度との関係は明確にはわかっていない。そこで,本稿では解析に用いるデータ密度と推定精度との関係を考察した。
まず,160m四方の鉱区にほぼ均等に分布する1,472個の品位データを用いてクリギング補間を行い1m間隔の格子点の品位分布データを作成した。つぎに,この分布データを教師データとし,この教師データを間引く形でクリギング補間を行い,この補間結果と教師データの分布状況を比較した。すなわち,クリギング補間を行うデータの抽出間隔を変えることで,クリギングに与えるデータの個数および分布状況と補間精度との関係を考察した。
セミバリオグラムには,球形モデルを用い,ナゲット値,シル値,レンジ値は最小二乗法によって求めた。また,教師データとなる分布図と,間引きしたデータを用いてクリギングで作成した分布図との比較,および1m間隔の地点の濃度差の分布図を作成して補間精度について考察した。
まず,160m四方の鉱区にほぼ均等に分布する1,472個の品位データを用いてクリギング補間を行い1m間隔の格子点の品位分布データを作成した。つぎに,この分布データを教師データとし,この教師データを間引く形でクリギング補間を行い,この補間結果と教師データの分布状況を比較した。すなわち,クリギング補間を行うデータの抽出間隔を変えることで,クリギングに与えるデータの個数および分布状況と補間精度との関係を考察した。
セミバリオグラムには,球形モデルを用い,ナゲット値,シル値,レンジ値は最小二乗法によって求めた。また,教師データとなる分布図と,間引きしたデータを用いてクリギングで作成した分布図との比較,および1m間隔の地点の濃度差の分布図を作成して補間精度について考察した。
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