16:15 〜 16:30
[1612] 超臨界水を用いた廃電子基板からの金属の濃縮
司会:伊藤真由美(北海道大学)
キーワード:廃電子基板 リサイクル 超臨界水 バイオリーチング
廃電子基板には、20%程度のCuと、Au, Ag, Pdなどの貴金属、Ni, Coなどのレアメタルが含まれており、廃電子基板から金属をリサイクルすることが重要な課題である。しかし、銅などの金属は基板の樹脂に積層構造に配線されているため、一般の粉砕法で粉砕しても金属の単体分離度が低く、物理的な分離法でリサイクルするのは困難である。超臨界水を用いて廃電子基板から金属の濃縮が有効だが、試料濃度、温度などの影響についてはまだ不明な部分が多い。そこで、本研究では超臨界水による廃電子基板から樹脂類の溶解において、試料濃度、超臨界水の温度圧力などの諸因子と溶解率の関係を調べた。また、超臨界水による処理した廃電子基板の精鉱のバイオリーチングも試みた。
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