一般社団法人資源・素材学会 平成28(2016)年度 春季大会

講演情報(2016年2月29日付)

一般講演

環境

2016年3月30日(水) 10:00 〜 12:00 第3会場 (東京大学)

司会:林直人(産総研), 所千晴(早稲田大学)

11:45 〜 12:00

[3307] リサイクルに向けて洗浄による焼却灰の塩素除去

張翔1, ドドビバジョルジ1, 北垣亮馬1, 山本中一2, 月澤麻衣3, 坂井慶太3, 藤田豊久1 (1.東京大学, 2.(株)環テックス, 3.(株)成友興業)

司会:所千晴(早稲田大学)

キーワード:焼却灰, 洗浄, 二酸化炭素マイクロバブル

環境省によると、産業廃棄物最終処分場の残余年数は全国平均で13.9 年であり、首都圏では6.3年で非常に厳しい状況である。残余容量の確保が困難であるため、最終処分場への環境負荷が大きい焼却灰の活用するにはセメント原料として資源化することが極めて重要である。焼却灰に含まれた塩素がセメントの品質を低下させ、鉄筋の激しく腐食を招くため、その濃度がJISによって制限された。焼却灰を資源化する際、塩素の除去は最も重要な課題である。 本研究では、産業廃棄物の焼却灰の物性を把握し、難溶性塩化物に注目し、塩素濃度を0.1%以下に低減することを目的として、洗浄によって焼却灰の脱塩の実験を行った。イオン交換水、二酸化炭素マイクロバブル吹き込まれた水と希酢酸溶液を洗浄液として、異なった洗浄方式によって様々なパラメーターが脱塩に及ぼす影響を調べた。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード