13:00 〜 13:15
[3509] 曳航式油圧駆動型低周波震源による地震探査
司会:児玉淳一(北海道大学)
キーワード:地震探査, 低周波震源
近年,資源探査の際に使用されるパルス状の音響波を発生させるエアガンによる海洋生物への影響が指摘されている。本研究は,近年需要が高まっている環境負荷の少ない震源である曳航式低周波震源を開発し,その有効性を実海域でおこなわれた試験により検証したものである。試験では比較対象としてエアガンによる探査も実施され,本震源との結果の比較もおこなった。その結果,S/N比に若干の差が見られたものの,曳航式低周波震源による地下構造イメージング結果はエアガンによるものとほぼ同程度の結果となった。これより,本研究で開発された震源は,環境負荷の少ない資源調査を実現させる震源として,従来用いられてきたエアガン震源の代替になり得ると考えられる。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください