14:30 〜 14:45
[3514] 数値実験による地下の異方性速度異常体検出の研究
司会:笹岡孝司(九州大学)
キーワード:異方性, 地震探査
石油ガス貯留層や地表付近の未固結地盤は強い速度異方性をもつことが明らかになっており,頁岩のき裂特性把握や浅部地下構造の推定には異方性を考慮した速度解析が必要である。しかし,既存の研究では速度異方性の度合いを弱いとする仮定が用いられている場合が多く,異方性が特に強い場合に注目した地震波動場の研究事例はまだ少ない。本研究では,強い異方性が地震波動場の観測波形に与える影響を数値シミュレーションによって検証し,異方性パラメータの推定可能性について検討を行った。その結果,残差波形から異方性に関する情報を抽出することで,地震波探査によって地下の強い異方性を検出し異方性パラメータを推定できる可能性が示唆された。
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