MMIJ Annual Meeting 2016

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一般講演

鉱物処理

Wed. Mar 30, 2016 9:30 AM - 12:00 PM 第6会場 (東京大学)

司会:三木一(九州大学), 広吉直樹(北海道大学)

11:15 AM - 11:30 AM

[3607] Galvanic leaching of mixture of chalcopyrite and enargite using MnO2 and carbon black

小林秀樹1,小田嶋周大1, 松橋孝1, 中澤廣1, 越谷信1, 晴山渉1 (1.岩手大学)

司会:広吉直樹(北海道大学)

Keywords:黄銅鉱, 硫砒銅鉱, ガルバニック反応, 二酸化マンガン

黄銅鉱と硫砒銅鉱は難溶性鉱物として知られ、Fe(Ⅲ)を酸化剤とした常温常圧硫酸浸出では浸出速度が著しく遅い。筆者らは、MnO2とカーボンブラック(CB)を添加することにより、硫酸水溶液で黄銅鉱と硫砒銅鉱の浸出が著しく促進することを明らかにした。硫砒銅鉱は黄銅鉱に随伴して産出することから、本研究では、黄銅鉱と硫砒銅鉱(Feを含まない)の重量比1:1の混合試料を作成し、MnO2とCBを添加して混合試料の硫酸浸出実験を行い、Fe浸出量から両鉱物の浸出率を算出し、両鉱物の浸出傾向を検討した。pH1.0、MnO2:CB:混合試料=2:1:1の条件で、黄銅鉱が優先的に浸出し、24hで浸出率は84%で、硫砒銅鉱のそれは9%であった。更に、温度、MnO2とCBの添加量、pHの影響等について検討した。

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