11:05 〜 11:30
[3707] 銅製錬所で発生する複雑中間品の竹原製煉所鉛、銅プロセスでの処理について
司会:武部博倫(愛媛大)
キーワード:竹原製煉所, リサイクル, 銅製錬中間品
銅精鉱処理を主体とする1次銅製錬所では原料銅精鉱の品位低下やリサイクル原料処理量の増加により、系内に蓄積していく不純物量が増大してきており、それを如何にしてマネージメントするかが操業上の大きな課題となっている。今後、各種不純物の供用量が増えていくことも想定されるが、銅製錬所として、そのようなマイナー元素の分離、回収を目的とした設備を各々の製錬所で運転していくことは経済的にも不味である。また、不純物蓄積によって引き起こされる環境対応のためのコスト増や、対応可能な人員配置等までを考慮すると、種々リスクを含み大きな負担増となっていくことが予想される。
竹原製煉所では鉛溶鉱炉を入口とし、銅製錬では不純物とされる処理し難い元素を分離、回収するプロセスが主たる構成となっており、合わせて銅の回収も行っている。また三井金属グループ内の他の鉛、亜鉛製錬所との連携も行うことで、多様な形状、不純物を含有する複雑中間品への対応が可能である。よって、その特徴を活かし、銅製錬所に蓄積する不純物について効率的な資源回収という観点も含め、双方で経済合理性のある解決策を提案したい。
竹原製煉所では鉛溶鉱炉を入口とし、銅製錬では不純物とされる処理し難い元素を分離、回収するプロセスが主たる構成となっており、合わせて銅の回収も行っている。また三井金属グループ内の他の鉛、亜鉛製錬所との連携も行うことで、多様な形状、不純物を含有する複雑中間品への対応が可能である。よって、その特徴を活かし、銅製錬所に蓄積する不純物について効率的な資源回収という観点も含め、双方で経済合理性のある解決策を提案したい。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください