MMIJ Annual Meeting 2016

Presentation information

企画講演

Copper2016プレシンポジウム

Wed. Mar 30, 2016 9:00 AM - 4:35 PM 第7会場 (東京大学)

司会:岩見幸二(三菱マテリアル), 武部博倫(愛媛大), 山口勉功(岩手大), 中野博昭(九州大)

3:20 PM - 3:45 PM

[3714] Treatment of arsenic bearing copper ore by mineral processing and its research activities

柴山敦1, 芳賀一寿1 (1.秋田大学)

司会:中野博昭(九州大)

Keywords:ヒ素含有銅鉱石, 鉱物処理

近年、銅鉱石中のヒ素品位が上昇する傾向にある。これらヒ素含有銅鉱石に対しては、鉱物処理の観点からも除去・分離技術の開発が求められ、世界的に研究が進められている。製錬工程までの流れを考えると、浮選をはじめ選鉱段階でヒ素鉱物を直接取り除く方法が好ましいと言えるが、ヒ素鉱物のみを選択的に分離することは難しく、技術的なハードルが極めて高い。それ以外に、酸性溶液やアルカリ溶液を用いたヒ素の浸出除去、焙焼法などが研究され、既に一部は実用化されている。今回の発表では、著者自身が各々の研究に携わった経緯から、各処理法の特徴や研究例を交え、ヒ素含有銅鉱石の処理法について考察する。

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