MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

回転炉における燃焼技術の現状と課題

Tue. Sep 13, 2016 1:00 PM - 4:40 PM 第2会場 (17番講義室)

司会: 高井義成(DOWAメタルマイン), 高須登実男(九州工業大学)

1:05 PM - 1:30 PM

[1206] The Operational Improvements and Countermeasures for Rotary Kiln

木村徹嗣, 箱田竜一 (大平洋金属株式会社)

司会: 高井義成(DOWAメタルマイン)

Keywords:バーナー、熱、熱力学、耐火物

大平洋金属(株)で製造しているフェロニッケルの主原料は、フィリピン、ニューカレドニアなどで採鉱されるニッケル酸化鉱石であり、このほかに還元材として石炭、成分調整用の副原料としてドロマイトなどを使用している。これらの原料は、適正な配合比率となるように調合し、ロータリードライヤーなどで乾燥した後、煆焼工程へ送られる。煆焼工程では、原料配合・乾燥工程から送られてきた原料をロータリーキルン(回転窯)の中で1000℃程度まで加熱することで、ニッケル酸化鉱石中に含まれる水分を完全に除去し、かつ溶融還元工程で使用する電力を削減している。 本報告では、大平洋金属(株)の製造工程の概要、煆焼における基本的事項、キルン内温度分布の適正化や熱交換率向上のための創意工夫、実操業時に発生する問題点と対処などに関する報告を行う。

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