MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

回転炉における燃焼技術の現状と課題

Tue. Sep 13, 2016 1:00 PM - 4:40 PM 第2会場 (17番講義室)

司会: 高井義成(DOWAメタルマイン), 高須登実男(九州工業大学)

3:25 PM - 3:50 PM

[1211] Various improvements of the rotary kiln in the zinc oxide production process from recycled materials

荒川健一, 沼田健治 (東邦亜鉛株式会社)

司会: 高須登実男(九州工業大学)

Keywords:製鋼ダスト、ロータリーキルン、塩化揮発、耐火物、燃料代替

東邦亜鉛株式会社小名浜製錬所では、製鋼ダスト等のリサイクル原料から焼成(ロータリーキルン)・焼結(ドワイトロイド焼結機)・蒸留(電熱蒸留炉)プロセスにより高品位の酸化亜鉛を年間12,000t生産し、主にタイヤゴムメーカーに加硫促進助剤として販売している。本プロセスの焼成工程は、ロータリーキルンを用いた塩化揮発反応により原料中から鉛・カドミウムを分離除去する工程である。このロータリーキルンにおいて、①炉内スケーリング対策として、レミントン銃による熱間でのスケーリング破砕作業を導入したことによる製造停止期間の短縮、及び燃料コストの削減、②炉前ダムキャスター材質を超低セメントキャスタブルへ変更し、強度を向上させたことによる炉前ダム寿命の延長化、③使用燃料をA重油からリサイクル再生油へ転換したことによる燃料コストの削減、④炉尻二重胴体を改造(保護キャスター施工・材質変更)し、強度を向上させたことによる寿命の延長化、等の操業改善を行った。

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