グリーンアジアのための国際資源人材育成戦略

[1304] 秋田大学国際資源教育学センター（ICREMER）について

^○川村洋平 (秋田大学 国際資源学教育研究センター)

司会: 児玉淳一(北海道大学)

キーワード：資源学、国際貢献、教育研究

国際資源学教育研究センター（ICREMER）は、資源学の教育・研究によって日本と世界の持続的な資源供給に寄与するとの目標のもと、資源学の拠点となるべく秋田大学の全学組織として2009年（平成21年）10月に設立された。日頃の教育研究を基礎として国際的に活躍できる人材の育成や資源国を訪れての国際貢献といった取り組みを通じて、世界的な活動を行っている。センターを担当する教員は少数であるが、秋田鉱山専門学校から数えて100年を超える秋田大学の伝統を受け継ぎ、国際資源学部などと連携しながら、大学の「遊撃隊」として国内外の研究機関や政府機関とのつながりを深めることで、秋田大学と世界を結びつける役割を担っている。また秋田大学でのリーディング大学院プログラムの推進や国際資源学部および大学院の創設といった資源学関連分野の動きとも十分に提携をはかり、秋田大学を資源学の世界の拠点とすべくセンター教員が一丸となって教育・研究、国際貢献活動に携わっていく。