MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

グリーンアジアのための国際資源人材育成戦略

Tue. Sep 13, 2016 9:30 AM - 3:50 PM 第3会場 (銀河ホール)

司会: 川村洋平(秋田大学), 児玉淳一(北海道大学), 島田英樹(九州大学), 沖部奈緒子(九州大学)

2:50 PM - 3:00 PM

[1311] Measures against Acid Mine Drainage (AMD) in Open Cast Coal Mines in Indonesia

松本親樹1, 島田英樹1, 笹岡孝司1, 一ノ瀬政友2, 濵中晃弘3, Kusuma Ginting4, Gautama Rudy4 (1.九州大学, 2.都市基盤・環境・資源センター, 3.室蘭工業大学, 4.Institute Technology Bandung)

司会: 沖部奈緒子(九州大学)

Keywords:インドネシア、露天掘り石炭鉱山、酸性坑廃水、覆土工法

インドネシアは世界の主要な石炭輸出国のひとつであるが、石炭の採掘現場では深刻な酸性坑廃水の問題が発生している。また、同国の多くの露天掘り石炭鉱山では、本問題への対策として覆土工法と呼ばれる方法が主流となっているが、依然として多くの問題が残されている。 そこで本研究では、インドネシアの露天掘り石炭鉱山の廃石堆積場において現場試験、試料採取および分析を実施することにより、酸性坑廃水の抑制を目的とした覆土工法の施工状況を調査した。調査結果より、インドネシアの鉱山現場における覆土工法の問題点として、覆土層に使用する岩石の不足、覆土層の崩壊による酸性坑廃水の発生、覆土層上部における植物の枯死という3つの問題点が確認された。すなわち、これらの問題を解決するためには、地化学的、物理的、農学的観点からの取り組みが必要である。このように石炭の採掘現場において生じる問題は分野横断的な問題であるため、複数の視点から問題に取り組むことが重要であり、幅広い知識を有した研究者および技術者の存在が必要不可欠である。(若手ポスターに発表)

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