15:00 〜 15:10
[1312] ICTを活用した露天採掘場周辺の動植物分布のデータベース化システムの検討
司会: 沖部奈緒子(九州大学)
キーワード:露天採掘場、データベース化、3D地形モデル
国内で自給できる数少ない鉱産資源である石灰石や砕石用原石の露天採掘場は、その大部分が森林地域に存在するため、採掘に伴う森林伐採、表土除去、水系変更などが、貴重な動植物の減少や絶滅、生態系の基盤となる植生の崩壊、CO2の吸収機能の喪失、地域景観などに与える影響が大きい。そのため、貴重な動植物への影響の軽減、生態系の基盤となる植生の回復、地域景観保全等を目指した環境調和型・低環境負荷型の露天採掘システムの構築が必要である。このシステムを構築するためには、新規採掘場およびその周辺についての調査結果のデータベース化が、採掘跡地の再生と環境保全機能回復の活用に必要と考えられる。また、露天採掘場の拡大に伴う周辺地域の生態系への経年影響の把握や、採掘跡地における植生や景観などの回復に活用するデータベースの構築が不可欠である。
本研究では、露天採掘場およびその周辺地域の地形情報をもとに3D地形モデルを作成し、ICTを活用して動植物分布のデータベースを結合して、視覚的に確認できるシステムの構築について検討したので、その結果について報告する。(若手ポスターに発表)
本研究では、露天採掘場およびその周辺地域の地形情報をもとに3D地形モデルを作成し、ICTを活用して動植物分布のデータベースを結合して、視覚的に確認できるシステムの構築について検討したので、その結果について報告する。(若手ポスターに発表)
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