1:20 PM - 1:40 PM
[1406] Reuse of the Coal Fly Ash considered in the environmental preservation
司会: 坂本靖英(産総研)
Keywords:石炭灰、人工地盤材料
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、東北地方に津波や地盤沈下による甚大な被害が発生した。震災の復旧・復興は収束しつつあるものの、原子力被災地である福島県のまちづくり計画においては、いまだに大量の土砂を必要としている。一方、震災による原子力発電所の安全性確保の観点から、比較的発電コストが安価とされている石炭火力発電の比率が高まっている。このため、石炭火力発電所から発生する石炭灰は増加し、平成24年度で約1,000万tに達している。石炭灰はその約68%はセメント原材料として利用されているものの土木分野での利用は14%程度にとどまっており、土木分野での利用拡大を目指した技術開発が多方面で行われている。産業副産物である石炭灰を土木資材として活用することは、循環型社会の形成、環境保全のために重要な取り組みである。
著者らは、沖縄電力(株)が実用化している石炭灰有効利用技術「頑丈土破砕材®」をベースとして、石炭灰の土木資材化研究を行おり、石炭灰特性のデータベース化と、これをリサイクル製品製造に活用するための管理技術の確立を目指し、環境に配慮した石炭灰の再利用の検討を行っている。
著者らは、沖縄電力(株)が実用化している石炭灰有効利用技術「頑丈土破砕材®」をベースとして、石炭灰の土木資材化研究を行おり、石炭灰特性のデータベース化と、これをリサイクル製品製造に活用するための管理技術の確立を目指し、環境に配慮した石炭灰の再利用の検討を行っている。
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