MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

オペランド計測の最先端

Tue. Sep 13, 2016 1:00 PM - 2:40 PM 第6会場 (22番講義室)

司会: 篠田弘造(東北大学), 雨澤浩史(東北大学)

1:50 PM - 2:40 PM

[1605] Local Electrochemical Measurement by using Nano Electrochemical Cell Microscopy

高橋康史 (金沢大学)

司会: 雨澤浩史(東北大学)

Keywords:ナノ電極、走査型プローブ顕微鏡

局所的な電気化学計測は、電池材料や触媒材料、生体試料の評価など幅広い応用が期待できる。その技術として、これまで微小電極をプローブとして用いる走査型電気化学顕微鏡(SECM)が一般的に使用されてきた。微小電極の微細化が困難であることから、これまでナノスケールの電気化学計測はあまり実現されていなかった。走査型電気化学セル顕微鏡(SECCM) は、電解質を充填したナノピペットをプローブとして用いるため、プローブの作製が非常に容易である。また、ナノピペットと試料との間にメニスカスを介して 電気化学セルを形成することで計測領域以外に溶液が接触しない状況で計測を行うことができる。このため、電気化学反応の起こる領域と時間を計測者側で制御 することができる。このSECCMの高解像度化にとりくみ、ナノ電気化学セル顕微鏡(NanoSECCM)を開発した。このNanoSECCMを用いたリチウムイオン2次電池の正極材量の充放電特性のマッピングや、MoS2などの水素発生反応の触媒材料の触媒活性サイトのマッピングに関して報告する。

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