資源・素材2016(盛岡)

講演情報(2016年8月18日付)

企画講演

JOGMECにおける自然力活用型坑廃水処理技術開発 ~実用化へ向けて~

2016年9月14日(水) 09:00 〜 11:45 第3会場 (銀河ホール)

司会: 初谷和則(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

11:00 〜 11:20

[2307] 海外における鉱害防止技術の動向とパッシブトリートメント実導入例

濱井昂弥, 三浦貴生, 佐藤佑樹, 林健太郎, 榊原泰佑, 初谷和則, 岨中真洋, 高本宏介, 小林幹男, 増田信行, 小島和浩, 酒田剛 (独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

司会: 初谷和則(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

キーワード:自然力活用型坑廃水処理、パッシブトリートメント、金属硫化物、閉山処理、Force Crag

JOGMECでは自然力活用型坑廃水処理(passive treatment)の国内実導入に向けた現地試験等を日本国内で実施している。 欧米では金属鉱山の坑廃水を対象とした自然力活用型坑廃水処理の実規模試験が複数稼働しており、このような成功例の知見をJOGMECプロセスの改良及び国内実導入に活かすべく、海外事例の情報収集・現地調査および海外研究者との意見交換を行ってきた。 5月には南アフリカ共和国・ケープタウン大学を訪問し、自然力活用型坑廃水処理プロセスにおいて重要となる金属硫化物沈殿の形成に関する研究者と意見交換を行った。 6月には加・ティミンズで開催される国際学会41st CLRA's National Annual General Meeting and Conferenceにおいて、カナダを始めとした海外の閉山処理に関する情報収集を行い、自然力活用型坑廃水処理技術の設計や実導入例を扱うショートコースに参加する。 また、7月には英国Force Crag鉱山で2015年から稼動している自然力活用型坑廃水処理場にて現地調査を行い、本処理プロセスの構想者と情報交換を行うとともに、ドイツで開催される鉱山廃水に関する国際学会IMWAに参加する。 本発表ではこれら海外における自然力活用型坑廃水処理の研究開発・導入事例について報告する。

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