MMIJ 2016,Morioka

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一般講演

高温素材プロセッシング

Wed. Sep 14, 2016 9:00 AM - 12:00 PM 第4会場 (12番講義室)

司会: 夏井俊悟(北海道大学), 谷ノ内勇樹(東京大学)

10:00 AM - 10:15 AM

[2405] Real-time observation of magnesiothermic reduction of TiCl4 by micro-focus X-ray fluoroscopy

岸本章宏, 安田秀幸, 宇田哲也 (京都大学)

司会: 夏井俊悟(北海道大学)

Keywords:チタン、金属熱還元、その場観察、Kroll法

現在、チタン(Ti)はKroll法によって生産されている。このプロセスでは塩素ガス(Cl2)とコークスによって酸化チタン(TiO2)を塩化し、得られた四塩化チタン(TiCl4)を軟鋼製密閉容器内で溶融マグネシウム(Mg)によって金属Tiへ還元する。こうして得られるTiはスポンジチタンと呼ばれ、特に反応容器中央部では純度が非常に高い。また、副生成物である塩化マグネシウム(MgCl2)は回収後、電解によってCl2とMgへと再生され、プロセス内で繰り返し利用される。しかし、上記の反応で生成したTiは反応容器壁面にも固着しており、容器に由来する鉄等の不純物の混入によって容器壁面付近のTiの純度が低下する。また、Tiの回収後にも容器壁面にはTiが付着しており、容器のクリーニングが必要となる。このような問題を解決するため、TiCl4のMg還元におけるTiの析出部位の制御が望まれるが、その反応機構については明らかになっていない。本研究では角型のステンレス鋼製容器内で進行するTiCl4のMg還元の様子をマイクロフォーカスX線透視法によって観察し、TiCl4の反応部位とそのメカニズムについて調査した。

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