MMIJ 2016,Morioka

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一般講演

開発機械・岩盤力学・資源開発技術

Wed. Sep 14, 2016 9:15 AM - 12:00 PM 第5会場 (13番講義室)

司会: 陳友晴(京都大学), 羽柴公博(東京大学)

10:45 AM - 11:00 AM

[2506] Assessment of the Behavior of Suction Mining by Applying Sealing Materials in Seabed Mining

坂本聖一1, 島田英樹1, 笹岡孝司1, 松本親樹1, 高橋恵輔2, 一ノ瀬政友3 (1.九州大学, 2.株式会社宇部興産, 3.都市基盤・環境・資源センター)

司会: 羽柴公博(東京大学)

Keywords:海洋底資源、資源開発、採掘方法、シーリング材

我が国において、将来の資源供給先を確保することが喫緊の課題である。しかしながら、開発可能な資源量の減少や陸上資源の枯渇が叫ばれている中、今まで以上に資源の獲得は困難になってきている。近年その打開策の一つとして、海洋底資源の開発が有力視されており、いくつかの調査の結果から海洋底に存在する資源埋蔵量は陸上での埋蔵量の100倍以上に匹敵することが明らかとなってきた。一方で、様々な開発技術が提案されているものの、海洋底における環境基準などを定めた法整備は整っておらず、開発に伴う懸濁粒子の拡散など周辺環境への影響に関して未だ十分な検討がなされていない。既往の研究において、無機系シーリング材を用いて予め鉱区を被覆することにより、開発に伴う海洋底堆積物の飛散に起因する環境擾乱を抑制する方法が提案された。そこで本研究では、生産性、操作性の観点から最も有力視されているポンプ式採掘に着目し、吸引試験を実施するとともに、シーリング材を施工した場合に試験を行った際の吸引挙動を把握するため、室内試験を行った。その結果、土壌表面の変形挙動に差異が見られ、シーリング材の施工により環境擾乱に対する抑制効果が見られた。

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