MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

松川50周年にあたって-地熱発電これまでの50年、これからの50年

Thu. Sep 15, 2016 10:00 AM - 11:50 AM 第1会場 (テクノホール)

司会: 當舎利行(熊本大学), 梶原竜哉(地熱エンジニアリング), 加藤昌治(北海道大学)

10:10 AM - 10:35 AM

[3102] Geothermal Development at Matsukawa-the first geothermal power plant in Japan

佐藤浩 (元 日本重化学工業株式会社)

司会: 當舎利行(熊本大学)

Keywords:松川、地熱発電、蒸気卓越、調査、開発

今から50年前の1966年10月8日に岩手県松尾村(現八幡平市)の松川地熱発電所は出力9500kW で営業運転を開始した。この松川地熱発電所には日本重化学工業の初代社長である富岡重憲氏の業績が大きい。1950年代の石油価格が低い時代にすでに地熱に着目していたのは、合金鉄を製造する会社にとって安価な電力が必要としていたことと、1952年から松尾村が観光資源のために掘削した坑井がすべて蒸気井であったことが大きい。松川地熱発電所は、運転を開始して2年後の1968年に出力が20,000kWとなり、現在に至っている。我が国初の地熱発電所である松川地熱発電所の開発経緯などについて講演を行う。

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