13:45 〜 14:05
[3313] アルカリ骨材反応の抑制手法に関する検討
司会: 麓隆行(近畿大学)
キーワード:コンクリートの耐久性、アルカリ骨材反応、抑制方法、コンクリート用骨材
コンクリートの劣化現象の一つであるアルカリ骨材反応は1983年に社会問題となり、その後1986年に抑制対策が実施された。しかし、対策を実施したにもかかわらず、反応事例が報告されており、現在においても重要な課題となっている。抑制対策には、コンクリートのアルカリ量を3kg/m3以下とする方法、抑制効果のある混和材を用いる方法、反応しない骨材を用いる方法が提示されている。この他に、研究としては、鉱物質微粉末を添加する方法、アルカリ(OH-イオン)を低下させる薬品等を添加する方法、薬品等の添加によって反応生成物を膨張を抑制する方法等が検討されているが、ほとんど実用化されていない。コンクリート業界や骨材業界では反応性骨材を用いても確実な抑制ができ、設備等を伴わない簡便かつ容易で確実な方法がまれており、日本の骨材に合った新たな抑制方法の開発が急務となっている。
本研究では、これまでの実験結果等をもとに抑制方法を整理し、また新たな抑制方法の検討を行った。
本研究では、これまでの実験結果等をもとに抑制方法を整理し、また新たな抑制方法の検討を行った。
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