MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用

Thu. Sep 15, 2016 1:00 PM - 4:00 PM 第3会場 (銀河ホール)

司会: 麓隆行(近畿大学), 岩月栄治(愛知工業大学), 今井忠男(秋田大学)

2:40 PM - 3:00 PM

[3315] Quantitative Evaluation of Grain Shape of Fine Aggregate Using Image Analysis

鴨志田直人1, 今井忠男2 (1.岩手大学理工学部, 2.秋田大学国際資源学部)

司会: 岩月栄治(愛知工業大学)

Keywords:砕砂、スキャナー、粒子形状観察、凹凸係数、円形度

環境保全や資源の枯渇などの要因により天然砂利・砂の供給量は減少し,粗骨材の約7割が砕石でまかなわれている。しかし,砕砂ついては細骨材の3割程度しか利用されていない。その原因として,砕砂は天然砂と比較して粒形が角張っているため,砕砂の実績率は小さく,フレッシュコンクリートのフロー(流動性)が得られ難いことがあげられる。天然砂の代替え細骨材として砕砂の需要を増やすためには,フレッシュコンクリートの求める性能を有する砕砂の開発が必要であり,そのためには,砕砂の粒子形状の特徴を把握し,粒子形状が細骨材としての性状にどの様な影響を及ぼすのかを把握する必要がある。
本研究では,砕砂・砂の粒子形状を定量化するため,スキャナーを用いて粒子形状評価指標(凹凸係数・丸さ・固体度)を測定した。その結果,粒子形状評価指標として凹凸係数と丸さを用いることで,砕砂・砂の粒子形状を定量的に評価すること可能であること,また,粒子判定実績率で用いる粒子(2.5-1.2mm)の粒子形状は,製品全体(5-0.075mm)の粒子形状を代表していないことを明らかにした。

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