14:40 〜 15:00
[3315] 画像解析手法を用いた細骨材の粒子形状評価
司会: 岩月栄治(愛知工業大学)
キーワード:砕砂、スキャナー、粒子形状観察、凹凸係数、円形度
環境保全や資源の枯渇などの要因により天然砂利・砂の供給量は減少し,粗骨材の約7割が砕石でまかなわれている。しかし,砕砂ついては細骨材の3割程度しか利用されていない。その原因として,砕砂は天然砂と比較して粒形が角張っているため,砕砂の実績率は小さく,フレッシュコンクリートのフロー(流動性)が得られ難いことがあげられる。天然砂の代替え細骨材として砕砂の需要を増やすためには,フレッシュコンクリートの求める性能を有する砕砂の開発が必要であり,そのためには,砕砂の粒子形状の特徴を把握し,粒子形状が細骨材としての性状にどの様な影響を及ぼすのかを把握する必要がある。
本研究では,砕砂・砂の粒子形状を定量化するため,スキャナーを用いて粒子形状評価指標(凹凸係数・丸さ・固体度)を測定した。その結果,粒子形状評価指標として凹凸係数と丸さを用いることで,砕砂・砂の粒子形状を定量的に評価すること可能であること,また,粒子判定実績率で用いる粒子(2.5-1.2mm)の粒子形状は,製品全体(5-0.075mm)の粒子形状を代表していないことを明らかにした。
本研究では,砕砂・砂の粒子形状を定量化するため,スキャナーを用いて粒子形状評価指標(凹凸係数・丸さ・固体度)を測定した。その結果,粒子形状評価指標として凹凸係数と丸さを用いることで,砕砂・砂の粒子形状を定量的に評価すること可能であること,また,粒子判定実績率で用いる粒子(2.5-1.2mm)の粒子形状は,製品全体(5-0.075mm)の粒子形状を代表していないことを明らかにした。
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