MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

最近の石炭等エネルギーの開発・利用の動向

Thu. Sep 15, 2016 1:00 PM - 2:40 PM 第4会場 (12番講義室)

司会: 笹岡孝司(九州大学), 菅井裕一(九州大学), 中村貴司(石炭エネルギーセンター), 島田英樹(九州大学)

2:00 PM - 2:20 PM

[3408] Current Status and Issues of Coal Sector in the World

冨田新二, 中村貴司 (一般財団法人石炭エネルギーセンター)

司会: 島田英樹(九州大学)

Keywords:石炭、低品位炭、高効率、発電、CO2削減

石炭は地域偏在性が少ないこと、埋蔵量が多いことから安定供給性に優れている。また単位熱量当たりの価格も他の化石燃料と比較して安価であるため世界の一次エネルギーの3割以上、電力の4割以上に利用されている。石炭は中国・米国及びインドに生産と消費が集中しており、特に中国は一国で世界の消費量の50%近くを消費している。 様々な国で温暖化対策としてのCO2排出削減の一環として石炭利用が抑制される傾向にあるが、新興国を中心に石炭の使用量は増加すると予測されている。しかしその一方で特に中国の経済成長の鈍化から石炭の供給過剰が生じており、価格が下げ止まらないのが実情である。これまで需要拡大を背景に拡大してきた世界の石炭産業は人件費などの採掘コストの上昇や国際市場における石炭価格の低迷を受けて、合理化を促進しているが、閉鎖される炭鉱も出始めている。

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