MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

鉱業史

Thu. Sep 15, 2016 1:00 PM - 4:00 PM 第5会場 (13番講義室)

司会: 中西哲也(九州大学)

1:15 PM - 1:45 PM

[3512] Thermodynamic Research Of Sumitomo Besshi Copper Smelting Process In The Edo Period

高橋純一1, 末岡照啓2, 村山順一郎3, 廣川守3, 住友芳夫3 (1.住友金属鉱山株式会社, 2.住友史料館, 3.公益財団法人泉屋博古館)

司会: 中西哲也(九州大学)

Keywords:別子銅山、江戸期、銅製錬、住友、熱力学

江戸時代前半、銅鉱業はわが国の重要な産業であった。当時の原料は硫化鉱であり17世紀には酸化製錬法が確立されていた。江戸期の製錬プロセスについての熱力学的な解析例は少なく、当時の正確な製錬条件や原料・中間物の品位や物量バランスはあいまいな部分が多い。このたび、別子銅山で江戸時代に操業されていた地域の鉱石サンプル、これを原料として得られた粗銅(床尻銅)、製品銅など、由来の明確な製錬遺物が分析されたことから、その分析結果に基づいて江戸期の製錬プロセスを定量的に説明することを試みている。2015秋の資源・素材学会において焙焼工程における解析結果につき報告したのに続き、今回は荒銅製造までの製錬・精製工程につき解析を行なったので、その結果につき述べる。

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