MMIJ 2016,Morioka

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企画講演

ワイヤロープ

Thu. Sep 15, 2016 9:40 AM - 3:00 PM 第6会場 (22番講義室)

司会: 守谷敏之(東京製綱), 森野徹(テザックワイヤロープ)

2:20 PM - 2:50 PM

[3609] Effect of D/d on S bending fatigue lives of wire ropes used for cranes

本田尚, 山口篤志, 山際謙太, 佐々木哲也 (労働安全衛生総合研究所)

司会: 森野徹(テザックワイヤロープ)

Keywords:鋼心ワイヤロープ、S字曲げ疲労、荷重履歴、D/d

クレーンの動索には,高負荷,軽量化を目的として鋼心ワイヤロープが採用されることが多い。鋼心ワイヤロープは素線の断線が内部から進行する傾向があり,経年損傷を表面の断線状態から評価することが難しい。このため,クレーン作業中にワイヤロープが破断し,吊荷の落下やジブの座屈といった災害が発生する原因となっている。このような,ワイヤロープの経年損傷に起因する災害を防止するには,従来の素線断線数という,いわば形状による管理から,どのくらいの大きさの荷重を何回受けたかという,荷重履歴による管理方法に移行する必要がある。
そこで,本研究は,クレーン用ワイヤロープを荷重履歴で管理することを目的として,主として移動式クレーンの動索として使用される3種類のワイヤロープについて,二つのシーブの間を完全折り返しで往復運動するS字曲げ疲労試験を,直径の異なる2種類のシーブについて行い,シーブとワイヤロープの直径比D/dがワイヤロープの疲労寿命に及ぼす影響を調査した。

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