選鉱・リサイクルにおける自動識別・制御技術

[3704] Development of an automatic recognition system for small waste electrical and electronic equipment

^○林直人, 古屋仲茂樹, 大木達也 (国立研究開発法人産業技術総合研究所)

司会: 古屋仲茂樹(産総研)

Keywords:戦略的都市鉱山、小型家電、個体認識、データベース

産総研戦略的都市鉱山研究拠点(SURE)では，動脈－静脈産業連携による戦略的都市鉱山システム構築を目的として，データベースを利用した自律制御型リサイクル技術の開発を推進している。講演者らはその一環として，レアメタルや貴金属を多く含む廃電化製品「個別」の価値を「その場」で評価し，適切な処理プロセスを「選択」する，廃製品自動個体認識システムの開発を行っている。本システムは，廃製品のメーカーや型番を特定し，予め構築しておいた含有金属種類・量・価格等のデータベースと照合することにより，資源的価値に基づいた最も適切なリサイクルプロセスの自動選択を可能とするものである。本講演ではその概要を紹介する。