13:15 〜 13:30
[3707] リサイクル原料処理能力アップのための製団工程増強
司会: 林直人(産総研)
キーワード:製団鉱、リサイクル原料、鉛バインダー、ホットブリケット、ISP
八戸製錬所では、Imperial Smelting Process(ISP)による亜鉛および鉛の同時製錬を行っている。原料となる亜鉛・鉛精鉱およびリサイクル原料は、焼結工程および製団工程のいずれかで前処理を行い、焼結鉱、製団鉱として熔鉱炉に供用している。
昨年、八戸製錬所は国内唯一のISP製錬所となったことに伴い、リサイクル原料への対応力強化のため、製団工程の生産能力増強を行った。熔鉱炉での製団鉱供用量を増やすためには、生産能力増強と併せ、製団鉱の強度向上を早急に実現する必要があった。
強度向上策を立案・比較した結果、粗鉛を繰り返し使用した「鉛バインダー添加プロセス」が優れていることが分かった。粗鉛の添加条件および加工方式をラボ試験にて確立したのち、本プロセスを実機化した。現在、鉛バインダー添加により、製団鉱の強度が向上し、バインダーコストを抑えつつ、リサイクル原料処理能力アップを実現している。
本発表では、製団鉱強度向上に向けた検討と、ラボ試験による条件見極め、増強後の製団工程の状況について報告する。
昨年、八戸製錬所は国内唯一のISP製錬所となったことに伴い、リサイクル原料への対応力強化のため、製団工程の生産能力増強を行った。熔鉱炉での製団鉱供用量を増やすためには、生産能力増強と併せ、製団鉱の強度向上を早急に実現する必要があった。
強度向上策を立案・比較した結果、粗鉛を繰り返し使用した「鉛バインダー添加プロセス」が優れていることが分かった。粗鉛の添加条件および加工方式をラボ試験にて確立したのち、本プロセスを実機化した。現在、鉛バインダー添加により、製団鉱の強度が向上し、バインダーコストを抑えつつ、リサイクル原料処理能力アップを実現している。
本発表では、製団鉱強度向上に向けた検討と、ラボ試験による条件見極め、増強後の製団工程の状況について報告する。
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