MMIJ 2016,Morioka

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若手ポスター発表【コアタイム】

資源開発技術

Tue. Sep 13, 2016 4:00 PM - 5:30 PM 第3会場 (銀河ホール)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-12] Influence of test conditions using wastes on electricity of microbial fuel cell

今成尭之1, 吉村侑太1, 中島一紀2, 川﨑了2 (1.北海道大学大学院工学院, 2.北海道大学大学院工学研究院)

Keywords:微生物燃料電池、廃棄物、マグネタイト、含水率、アノード

微生物燃料電池(MFC)は,有機物を電気エネルギーに変換する装置であり, 廃水や廃棄物のエネルギー化を実現する新しい技術として注目されている。この電池で得られる電力は,使用する微生物,電極, 燃料となる試料などの影響を受けるため, 幅広い分野の知識と経験が必要となる。廃水を用いた微生物燃料電池と比べると,生ごみ等の固体の廃棄物を対象とした研究事例は少なく, 筆者らは固体の廃棄物を利用した微生物燃料電池を対象とし,使用する電極や試料の条件を変化させた研究を実施中である。本報告では,より高い電力を得るための発電条件に関する基礎的知見を得ることを目的とし, 試料の含水率,試料への添加物,電極材の種類と形状などに着目した検討を実施した。その結果, 廃水を対象とした微生物燃料電池の研究開発が進んでいるように,試料の含水率が高い方が高い電力を得られる結果となった。また, マグネタイトを試料に添加することによって,電力が向上する傾向が見られた。これは,アノード電極への電子の受け渡しの効率が,添加前と比較して向上した結果であると考えられる。

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