MMIJ 2016,Morioka

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若手ポスター発表【コアタイム】

資源開発技術

Tue. Sep 13, 2016 4:00 PM - 5:30 PM 第3会場 (銀河ホール)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-14] Estimation of subsurface structure using Equivalent Offset Migration with multicomponent seismic data

田中智章, 三ケ田均, 武川順一 (京都大学大学院工学研究科)

Keywords:地震探査、等価オフセットマイグレーション

地下のエネルギー資源探査において,反射法地震探査はこれまで用いられてきた最も効率的な技術の一つである。フィールドで得られたデータを用いて地下の構造をイメージングするため,従来は重合後時間マイグレーションが積極的に用いられてきたが,これは地下の地層が水平多層構造に近い場合は効果を発揮するものの,より複雑な地下構造の解析に用いるのは困難であった。一方で,試行錯誤的に速度構造モデルを更新していくpartial prestack migrationのひとつであるEquivalent Offset Migration(EOM)は,従来の重合後時間マイグレーションが苦手とした複雑な地下構造に対しても高い威力を発揮する手法であり,その計算コストの低さも注目されている。一方,地下構造解析において,油層物性を含めた地下構造モデルの構築にはS波速度構造の取得が不可欠である。そこで本研究では,従来のEOMで積極的に用いられてこなかった水平方向の波形成分を用いることで,S波速度構造の情報の取得に注目した手法を紹介する。この拡張したEOMによって,地下の岩相の推定にまで踏み込んだ解析技術の確立を目的とする。

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