MMIJ 2016,Morioka

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若手ポスター発表【コアタイム】

鉱物処理

Tue. Sep 13, 2016 4:00 PM - 5:30 PM 第3会場 (銀河ホール)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-16] Evaluation of reductive bioleaching on Indonesian nickel laterite ore

堤克俊1, 正木悠聖1, 平島剛2, 笹木圭子2, 沖部奈緒子2 (1.九州大学大学院工学府, 2.九州大学大学院工学研究院)

Keywords:Ni、還元的バイオリーチング、ラテライト、ゲーサイト

近年Ni源として、ラテライトが注目されている。ラテライトは一般的に、サーペンタイン((Ni, Mg, Fe2+)3Si2O5(OH)4)を主なNi源とするサプロライトと、ゲーサイト(Ni-FeOOH)を主なNi源とするリモナイトに大別される。ラテライトからのNi抽出の環境低負荷型代替法として、有機酸によるNi錯体形成を利用した手法が挙げられる。当研究室においても有機酸、特にクエン酸を用いたサプロライトに対するNi抽出の有効性を報告してきたが、リモナイトに対しては、より効率的なアプローチが必要である。そこで、本研究では、微生物学的鉄還元能を利用した、リモナイトの還元的バイオリーチングの有効性を評価するための基礎試験を行った。まず15種の鉄還元能を有し得る微生物株を選択し、化学合成ゲーサイトを用いて、それらの鉄還元能の評価を行った。次に、基礎試験で得られた結果を加味し、これらの微生物株について、インドネシア産天然リモナイトを用いた還元的バイオリーチング試験を行った。これらの結果を元に、鉄還元性微生物を用いたリモナイトの還元的バイオリーチングの有効性、及び最適リーチング条件について考察する。

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