MMIJ 2016,Morioka

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若手ポスター発表【コアタイム】

リサイクル

Tue. Sep 13, 2016 4:00 PM - 5:30 PM 第3会場 (銀河ホール)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-44] Formation of precious metal bio-nanoparticles and their selective recovery using extremely acidophilic iron-reducing bacteria

松本昂大, 中山大輔, 平島剛, 笹木圭子, 沖部奈緒子 (九州大学)

Keywords:貴金属回収、バイオナノ粒子

日本の都市鉱山における貴金属埋蔵量は世界有数である。中でもプラチナ(Pt)やパラジウム(Pd)は工業触媒等に幅広く使われており、近年需要が増加しているものの、その希少性や偏在性といった問題から、都市鉱山からの二次回収が期待される。本研究では、超好酸性鉄還元細菌Acidocella aromatica PFBC株を用い、強酸性溶液中のPtおよびPdイオンを、微量で高反応性が期待できる分散型の貴金属バイオナノ粒子として回収することを目的とした。種々の条件下における粒子局在性・サイズ等をTEM超薄切片法により評価した結果、貴金属バイオナノ粒子の生成には、微生物学的(酵素学的)反応による結晶核生成と化学的反応による結晶成長の両プロセスを経ることが重要であることが分かった。またその際に電子供与体として用いたギ酸ナトリウム濃度を変化させることで反応速度、ナノ粒子の粒子径および局在などに違いが見られた。この結果から各元素の反応速度の違いに着目し、初期条件等を調整することでPdおよびPtを含む多金属系にて各元素を選択的に回収することを試みた。

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