4:00 PM - 5:30 PM
[PY-55] Synthesis and Characterization of the solid electrolyte onto the LIB anode active material graphite using hydrothermal method
Keywords:リチウムイオン二次電池、固体電解質、負極活物質、電気化学
現在リチウムイオン二次電池は電解質に可燃性有機溶媒が用いられている為,内部欠落等により発熱すると発火する危険性がある.そこで液体電解質よりも化学・電気化学的に安全な固体電解質を用いた全固体型リチウムイオン二次電池の開発が進められている.負極にはリチウムイオンの挿入・脱離が可能な層状構造をもつ黒鉛が用いられている.
固体電解質や負極活物質の作製は従来,焼結法が用いられ,多段階の複雑なプロセスや,焼結に1000℃の高温が必要であった.そこで水熱法を用いることにより一段階のプロセスでの作製,約200℃での低温合成,基板への直接の合成,さらに均一組成になるといったメリットがある.
本研究では基板に負極活物質である黒鉛を用い,その基板上に固体電解質であるLiTi2(PO4)3を,表面研磨や大気圧プラズマ処理などを前処理として施したのちに合成し,電池材料としての特性評価を黒鉛- LiTi2(PO4)3のハーフセル試験にて行った.
固体電解質や負極活物質の作製は従来,焼結法が用いられ,多段階の複雑なプロセスや,焼結に1000℃の高温が必要であった.そこで水熱法を用いることにより一段階のプロセスでの作製,約200℃での低温合成,基板への直接の合成,さらに均一組成になるといったメリットがある.
本研究では基板に負極活物質である黒鉛を用い,その基板上に固体電解質であるLiTi2(PO4)3を,表面研磨や大気圧プラズマ処理などを前処理として施したのちに合成し,電池材料としての特性評価を黒鉛- LiTi2(PO4)3のハーフセル試験にて行った.
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