9:30 AM - 9:45 AM
[1101-10-03] Influence of electrolytic conditions on the passivation of impure copper in ammoniacal alkaline solutions
司会: 八木俊介(東京大学)
Keywords:Copper electrorefining, High Impurity Copper, Monovalent copper electrolysis, Ammoniacal solution
アンモニアアルカリ性水溶液中における一価銅イオンを利用した電解精製について、浴組成等が不動態化時間に与える影響を調べた。その結果、浴温度や一価銅イオン濃度のみならず、アンモニア濃度も大きく影響することが確認された。アンモニア濃度は一価銅イオンの溶解度と正の相関があることがこれまでの研究で確認されていることから、飽和溶解度の低下が原因と推測される。さらに、銅が酸化溶解して一価銅イオンを形成する過程ではアンモニアが消費されることから、アンモニアの拡散速度も不動態化挙動を大きく左右する要因であることが改めて確認された。
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