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[1101-10-05] 電解精製における電極間の流速測定におけるPIV法の適用
司会: 白山栄(東京大学)
キーワード:電解精製、PIV、流速測定
電解精製においてアノードでは粗金属の溶解、カソードでは析出がおこり、また、アノードスライムの電解液中の懸濁などを考慮すると、電極間での流動は基本的には緩やかであることが予想される。本報告は、電解精製における電極間での電解液の流れの可視化および流速測定についてPIV法(Particle Image Velocimetry:粒子画像流速測定)の適用に関するものである。PIV法は、流れ場の中に入れたトレーサー粒子にレーザーを照射し、レーザーシートで切り出された流れ場の2次元断面内の粒子群の移動量から流速を測定する方法である。本実験では硫酸-硫酸銅水溶液を用いる実験の初期段階として、電解中の自然対流による測定の可能性を検討した。電流密度3mA/cm2においてAwakuraらの報告値と一定の誤差範囲内で一致した。また、強制対流下での電解時のカソード近傍の流動測定を行った。
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