MMIJ Annual Meeting 2017

Presentation information

一般講演

湿式素材プロセッシング

Mon. Mar 27, 2017 9:00 AM - 12:00 PM Room-1 (6号館 3階 631講義室)

司会: 八木俊介(東京大学),白山栄(東京大学),大上悟(九州大学)

11:15 AM - 11:30 AM

[1101-10-08] The reaction mechanism of slime chlorination

Ryosuke Sato1, Takahiro Uno1, Satoshi Okada1, Shunsuke Yagi2 (1. Mitsubishi Material Corporation, 2. Institute of IndustrialScience, The University of Tokyo)

司会: 大上悟(九州大学)

Keywords:Chlorination, slime, Mixed potential, polarization

直島製錬所・貴金属工程では、銅電解工程の副産物であるアノードスライムから貴金属類を精製している。クロリネーションは、Au、PGM、Se、Teなどを溶解させる工程である。本発表ではクロリネーション反応の解析を試みた結果を報告する。
・合金中のAuは、選択溶解で先にAg、Se等が溶出した後に、表面エネルギーの高い、不安定な状態ができることで、溶解が進む。
・溶解した金は、反応途中で還元析出する。Pt電極では、その時の電位を捉えられないため、Au電極でその情報を補てんしたところ、Auが還元電流を流していることがわかった。
・酸化剤の速度を落とす、すなわち還元電流を弱くすることで、各元素の酸化還元情報を浮かび上がらせることができる。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password