MMIJ Annual Meeting 2017

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一般講演

湿式素材プロセッシング

Mon. Mar 27, 2017 1:00 PM - 1:30 PM Room-1 (6号館 3階 631講義室)

司会: 高崎康志(秋田大学)

1:15 PM - 1:30 PM

[1111-12-02] Analyses of ruthenium species in hydrochloric acid and its extraction behavior

Tomoya SUZUKI1, Hirokazu NARITA1, Takeshi OGATA1, Tohru KOBAYASHI2, Hideaki SHIWAKU2, Tsuyoshi YAITA2 (1. National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, 2. Japan Atomic Energy Agency)

司会: 高崎康志(秋田大学)

Keywords:Solvent extraction, ruthenium, XAFS, UV-vis

現行の白金族金属の湿式製錬技術は、溶媒抽出法をベースにしているが、Ruに関しては蒸留法が用いられRuO4として回収される。RuO4は、酸化力が非常に強いため、RuO4ガスの流出による人体への影響や、また、前処理での酸化剤の添加に伴う過酸化物の生成による安全性の低下が懸念される。それ故、塩酸溶液中のRuに効果的な抽出分離技術の開発は重要である。しかしながら、塩酸溶液中のRuイオンの化学種についての情報は、他の白金族金属と比較して極めて少ない。そこで、本研究では、UV-visやXAFS等の分光学的手法を用い、塩酸溶液中のRu化学種の解析を行い、さらに各種抽出剤のRuに関する反応性について検討を行った。

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