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[1415-23-07] 地震波干渉法による海底下構造異方性パラメータの推定
司会: 濱中晃弘(九州大学)
キーワード:海洋探査、地震波干渉法、P-S変換波、方位異方性
地下のS波速度構造を得ることは,地下の物性にまでせまる探査をおこなう上で極めて重要である。しかしながら、海洋域におけるS波速度構造探査は,せん断波が水中を伝播しないことから困難であると考えられてきた。この問題に対処するため、VSM(Virtual Source Method)により,水中音響波振源から得られた地震記録から疑似的にせん断波成分を抽出することを試みた。本手法の妥当性を検証するため,3次元有限差分法により海域における地下探査を模した人工データを作成し,そのデータに対してVSMを適用した。その結果,音響波振源から地下の異方性に関する情報を抽出できる可能性が示された。
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