MMIJ Annual Meeting 2017

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一般講演

資源開発技術

Mon. Mar 27, 2017 2:30 PM - 5:00 PM Room-4 (6号館 2階 622講義室)

司会: 荒牧憲隆(北海道科学技術総合振興センター),濱中晃弘(九州大学)

4:45 PM - 5:00 PM

[1415-23-09] Application of Phased Array Antenna to Ground Penetrating Radar for Expanding the Geophysical Surveying Area

Kaito Kikuchi1, Hitoshi Mikada1, Junichi Takekawa1 (1. Kyoto University)

司会: 濱中晃弘(九州大学)

Keywords:Ground Penetrating Radar, Phased Array Antenna, Dipole Antenna, Kirchhoff Migration, FDTD

地中レーダは,地下数メートルの浅層を高解像度で探査する目的で広く使われてきた. 従来の地中レーダにはボウタイアンテナやダイポールアンテナが搭載されることが多いが, これらのアンテナは測線直下の構造物に対しての探査感度は高いものの,測線外の構造物に対しては有効とは言えず, 明確な地下構造を知るためには測線を密に設定しなければならない. 本研究では, 電磁波を指向性制御する位相アレイ型アンテナを地中レーダに搭載し, 測線外の探査を電気的に制御しながら行うことで探査効率を向上させることを目的としている. 筆者らの先行研究では, ダイポールアンテナと位相アレイ型アンテナの電磁波放射特性を比較し, 地中レーダ探査における位相アレイ型アンテナの有用性を確認した. 本研究では, 実際の探査を想定したモデルを構築し, 数値シミュレーションによりダイポールアンテナと位相アレイ型アンテナで測線間にあるターゲットの探査を行なった. その結果, 位相アレイ型アンテナを用いることでより正確な地下構造推定が可能であることが示された.

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