MMIJ Annual Meeting 2017

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一般講演

鉱物処理

Tue. Mar 28, 2017 9:30 AM - 12:00 PM Room-2 (6号館 3階 636講義室)

司会: 三木一(九州大学),綱澤有輝(産業技術総合研究所)

11:45 AM - 12:00 PM

[2201-09-09] Investigating the mechanism of silver-catalyzed enargite bioleaching

Keishi Oyama1, Tsuyoshi Hirajima1, Keiko Sasaki1, Hajime Miki1, Naoko Okibe1 (1. Kyushu University)

司会: 綱澤有輝(産業技術総合研究所)

Keywords:Copper, Arsenic, Enargite, Bioleaching, Silver catalyst

近年の高品位銅鉱石の埋蔵量減少に伴い、硫砒銅鉱などの一次硫化銅鉱が注目されている。硫砒銅鉱のバイオリーチングに関する先行研究では、高温条件下で高いCu回収率を達成しているが、低温条件下では依然としてCu回収率は低いため、触媒などの反応促進要因が必要であると言える。黄銅鉱のバイオリーチングでは銀の触媒としての優位性が報告されてきたが、硫砒銅鉱に関しての報告はこれまで無い。そのため本研究では、硫砒銅鉱のバイオリーチングにおいて銀触媒が及ぼす影響、およびそのメカニズムの解明を目的とした。結果として、45ºCにおける72日間のバイオリーチングによって、銀触媒無添加の系においてはCu浸出率43%、Fe浸出率100%であったのに対し、銀触媒としてAg2Sを0.04% (w/v)添加した系においては、最終Cu回収率96%を達成し、Feの溶出が29%まで抑制され、加えて、最大52%のAs不動化も確認された。これらの結果がもたらされた要因を調べるため、固体残渣のXRD、XAFS、EPMA分析および熱力学的、速度論的考察によりそのメカニズムを考察する。

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