9:30 AM - 9:45 AM
[2401-09-03] Estimation of velocity anisotropy in the subsurface using P-S converted wave based on a wave separation technique
司会: 里見知昭(東北大学)
Keywords:Seismic velocity anisotropy, Numerical simulation
強い地震波速度異方性を持つ媒質である頁岩のき裂特性把握や浅部地下構造の推定には異方性を考慮した速度構造の推定が必要である。しかし、既存研究では速度異方性の度合いを弱いと仮定している場合が多く、異方性の度合いが特に強い場合に注目した地震波動場の研究事例はまだ少ない。著者らの過去の研究では、地震波観測波形から地盤の異方性情報を得ることを目的として、数値シミュレーションによって強い異方性が観測波形に与える影響を検証した。その結果、P-SV変換波に比較的大きな変化がみられた。そこで本研究では、受振波形からP-SV波のみを抽出してReverse Time Migration (RTM)を行った。その結果、変換波を発生させた異方性層の存在を推定できたことから、本研究の有効性が確認された。
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