09:30 〜 09:45
[3101-07-01] アルカリシリケート系融体のインピーダンス測定
司会: 柴田悦郎(東北大学)
キーワード:酸化物融体、インピーダンス
溶融酸化物は鉄鋼製錬プロセスやガラス製造プロセスなど多くの分野で用いられており,その構造は物性値に大きく作用し製品の品質に影響を及ぼすため,融体構造の解析はこれまで数多くなされてきた.しかしながら,解析には長時間を要することから新たな構造の推測技術が求められている.そこで本研究では,構造が予め解析されている組成について,融体のインピーダンスおよび位相角の測定をPt-20%Rhのルツボおよび棒を電極として測定し,それを解析することで構造との関連を系統的に調査した.
インピーダンスと位相角を測定することで,ナイキストプロットを作成できる.得られたナイキストプロットでは,低周波数側での直線と,高周波数側の半円が見られた.ナイキストプロットをフィッティングによる解析を行った結果,等価回路を決定することができた.等価回路のパラメータが組成によって変化していることがわかった.これは,融体のネットワーク構造や,融体中の陽イオンの濃度に依存して変化していると考えられる.
インピーダンスと位相角を測定することで,ナイキストプロットを作成できる.得られたナイキストプロットでは,低周波数側での直線と,高周波数側の半円が見られた.ナイキストプロットをフィッティングによる解析を行った結果,等価回路を決定することができた.等価回路のパラメータが組成によって変化していることがわかった.これは,融体のネットワーク構造や,融体中の陽イオンの濃度に依存して変化していると考えられる.
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