一般社団法人資源・素材学会 平成29(2017)年度春季大会

講演情報(2017年2月23日付)

企画講演

熱力学データに基づく新素材開発

2017年3月29日(水) 14:15 〜 16:50 第1会場 (6号館 3階 631講義室)

司会: 八木俊介(東京大学)

16:00 〜 16:50

[3112-14-03] 多元系化学ポテンシャル図作成ソフトChestaの開発と応用

畑田 直行1、足立 善信1、宇田 哲也1 (1. 京都大学)

司会: 八木俊介(東京大学)

キーワード:化学ポテンシャル図、ソフトウェア、プールべ図、エリンガム図、固体酸化物形燃料電池

化学ポテンシャル図とは、系の構成成分の化学ポテンシャル (分圧、活量) や温度を座標軸にとって種々の化学種の安定領域を示したものである。対象とする系の相平衡関係や起こりうる反応などを鳥瞰的に把握できる利点があり、エリンガム図や電位-pH図などの形で広く利用されている。多元系を対象とした考察には特に利用価値が高いが、その作図には煩わしい計算を必要とする。そこで、我々は化学種の熱力学データを入力することにより3次元の化学ポテンシャル図を生成するソフトウェアChestaを作成し、公開した。本講演では、その機能の概略を作図例とともに説明する。また、化学ポテンシャル図を利用し、固体酸化物形燃料電池SOFCの電極材料として期待される希土類-遷移金属複合酸化物の合成と物性評価を行った結果を紹介する。

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