3:30 PM - 3:45 PM
[3211-22-10] Electrolysis of tantalum using mixed halide molten salt
司会: 芳賀一寿(秋田大学)
Keywords:molten salt electrolysis, recycle, chronopotentiometry
タンタルは主にコンデンサの原料として使用されているレアメタルである。安定供給のために廃棄物からのリサイクルが求められるが、酸およびアルカリに難溶かつ高融点であるタンタルには通常の回収手法の適用は困難である。
タンタル回収方法の一つとして溶融塩電解が期待されているが、良好な金属析出を得るためには700℃またはそれ以上の高温を要するという問題がある。回収プロセスへの適用を想定すれば、長時間の高温保持に必要なコストを下げるため、プロセスの低温化が求められる。そこで本研究では、支持塩中のハロゲン組成に注目し、フッ化物三元系溶融塩LiF-NaF-KF (46.5-11.5-42.0 mol%)の組成を基準に、フッ化物に対する塩化物の組成比を変数として、より低温で良好なタンタル析出可能な条件を探索することとした。各支持塩に対しタンタル濃度5 wt%の溶融塩を用意して、融点(約450℃)付近から700℃程度の高温までの範囲で定電流電解を行い、フッ化物系溶融塩における塩素の存在が電解結果に与える影響を検討した。
タンタル回収方法の一つとして溶融塩電解が期待されているが、良好な金属析出を得るためには700℃またはそれ以上の高温を要するという問題がある。回収プロセスへの適用を想定すれば、長時間の高温保持に必要なコストを下げるため、プロセスの低温化が求められる。そこで本研究では、支持塩中のハロゲン組成に注目し、フッ化物三元系溶融塩LiF-NaF-KF (46.5-11.5-42.0 mol%)の組成を基準に、フッ化物に対する塩化物の組成比を変数として、より低温で良好なタンタル析出可能な条件を探索することとした。各支持塩に対しタンタル濃度5 wt%の溶融塩を用意して、融点(約450℃)付近から700℃程度の高温までの範囲で定電流電解を行い、フッ化物系溶融塩における塩素の存在が電解結果に与える影響を検討した。
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