MMIJ Annual Meeting 2018

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一般講演

資源開発技術・岩盤工学

Tue. Mar 27, 2018 1:00 PM - 3:45 PM Room-1 (.)

司会:陳 友晴(京都大学),羽柴 公博(東京大学)

1:30 PM - 1:45 PM

[1105-14-03] Estimation of azimuthal angle of S-wave anisotropy by utilizing Virtual Source Method in complex simulation model

○Yusuke Watanabe1, Hitoshi Mikada1, Junichi Takekawa1 (1. Kyoto University)

司会:陳 友晴(京都大学)

Keywords:Shear wave survey, Marine seismic survey, Virtual source method, S-wave anisotropy

S波速度異方性は地下の主応力や既存クラックに起因すると考えられるため,地下のS波速度異方性に関する情報を得る事は地下資源採掘の効率化や地下構造物の設計において重要である。そのためS波探査の重要性は増している。しかしながらS波は海水を伝播しないため,海洋域におけるS波探査は多大な労力を要するものとされてきた。そこで著者らの過去の研究では仮想震源法(Virtual Source Method, Bakulin et.al., 2004)を用いる事によってS波速度異方性に関する情報を容易に得られる事を示した。しかし,数値実験に用いたモデルは水平成層である単一の異方性層のみをターゲットとしており,異なる異方性を有する多層構造に対しても本手法が有効であるかは明らかとなっていない。そこで本研究では,より複雑な地下構造モデルにおいて本手法を用いその適用可能性を示した。

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