MMIJ Annual Meeting 2018

Presentation information

一般講演

鉱物処理

Tue. Mar 27, 2018 1:00 PM - 3:45 PM Room-3 (.)

司会:伊藤 真由美(北海道大学), 三木 一(九州大学)

3:00 PM - 3:15 PM

[1308-17-08] Effect of leaching addition for high arsenic copper concentrate by high temperature and high pressure leaching

○Masafumi Otoguro1, Kazutoshi Haga1, Atsushi Shibayama1 (1. Akita university)

司会:三木 一(九州大学)

Keywords:High temperature and high pressure leaching, Copper, Arsenic, Autoclave

本研究では、ヒ素品位が異なる2種類の高ヒ素含有銅精鉱(精鉱A、B)へ高温高圧浸出法を適用し、銅とヒ素の分離挙動を調査した。浸出試験には、高温高圧条件を付与できるオートクレーブを使用した。浸出剤には、蒸留水、0.1 mol/Lの硫酸鉄(Ⅲ)を用いたほか、浸出助剤としてCl濃度が0.34 mol/LになるようNaCl、KCl、FeCl3、CaCl2をそれぞれ添加した。その他、実験条件は浸出温度160℃、容器内の全圧1 MPa、浸出時間1時間を適用した。実験の結果、精鉱Aではいずれの条件においても銅の浸出率が90%以上、ヒ素の浸出率は30%以下となった。精鉱Bでは浸出剤として硫酸鉄(Ⅲ)とNaCl及び蒸留水とFeCl3を適用した際に、銅の浸出率90%程度、ヒ素の浸出率5%以下となり、両者ともに高い分離性を確認した。

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