MMIJ Annual Meeting 2018

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企画講演

粉体精製工学部門委員会学生賞セッション

Tue. Mar 27, 2018 9:25 AM - 12:00 PM Room-4 (.)

司会:芳賀 一寿(秋田大学),松岡 光昭(関西大学)

10:45 AM - 11:00 AM

[1401-09-05] Solvent Extraction of Ruthenium from Chloride Solutions added Tin(II)

○Takeshi Tanishige1, Hushi Takeda2, Taiga Yamasaki2, Tasuma Suzuki1, Masakazu Niinae1 (1. Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University, 2. Faculty of Engineering, Yamaguchi University)

司会:松岡 光昭(関西大学)

Keywords:Solvent Extraction, Ruthenium, Tin(II), Chloride Solution

白金族金属の一つであるルテニウム(Ru)の代表的な用途はハードディスク,光触媒であり、特に約60%が ハードディスクに使用されている。Ruは酸化蒸留、再溶解の繰り返しによって分離回収されるが,溶媒抽出法に よるRuの分離回収は実用化に至っていない。Ruは塩化物水溶液中で多種の水和し たクロロ錯体を生成するため、先に述べたように溶媒抽出法によるRuの抽出分離回収は困難である。廃棄物等か らのPGM含有浸出液は塩化物水溶液であることが多く、Ruの塩化物水溶液からの溶媒抽出法による分離回収 は,プロセスの効率化の面から重要な課題である。 本研究では、三級アミンおよび四級アンモニウム塩を抽出剤としたRuの溶媒抽出に対して,Sn(II)を添加することによる Ruの抽出性の改善の可能性を検討したので,その結果について報告する。

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