MMIJ Annual Meeting 2018

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一般講演

環境・リサイクル

Tue. Mar 27, 2018 1:00 PM - 5:15 PM Room-4 (.)

司会:飯塚 淳(東北大学),鶴田 猛彦(八戸工業大学),沖部 奈緒子(九州大学)

2:00 PM - 2:15 PM

[1410-24-05] Phosphorus Absorption by Glass Foam using Wastes and its Mechanism

○Hiroki Narimoto1, Shoki Kosai1, Eiji Yamasue1 (1. Ritsumeikan University)

司会:飯塚 淳(東北大学)

Keywords:Grass form, Phosphorus

ンは枯渇問題が危惧されている元素の一つであり,二次資源の有効利用が重要である.例えば生活排水等にはリンが含まれるが,回収コストが高くリン資源としての再利用は十分でない.一方,日本では廃ガラスのリサイクルも選別コストの視点から問題となっている.興味深いことに,この廃ガラスを発泡化することで,リン吸着能を有することが知られている.しかし,その吸着メカニズムは明らかになっていない.そこで本研究では,ガラス発泡体によるリンの吸着特性を明らかにすることを目的とする.発泡体は模擬廃ガラス,炭酸カルシウムを出発材として用いた.作製した発泡体のリン吸着能は,作製に関わる熱処理温度,熱処理時間,作製した発泡体の粒径等をパラメータとして評価した.リンの吸着能は,濃度7mg/Lの模擬廃液を作製し攪拌実験という方法で行った.リン濃度の変化モリブデンブルー法を用い,呈色した溶液を分光計で分析することで定量化した.実験の結果,熱処理温度には最適値が存在することが分かった.焼成温度が低いと発泡化が進まず,高すぎると試料の溶融により比表面積が低下したためと思われる.発表では,リンの吸着サイトの評価について考察等を行う.

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