MMIJ Annual Meeting 2018

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一般講演

資源開発技術・岩盤工学

Wed. Mar 28, 2018 9:00 AM - 11:45 AM Room-2 (.)

司会:笹岡 孝司(九州大学),武川 順一(京都大学)

10:45 AM - 11:00 AM

[2201-10-07] Applicability of Sodium Silicate Chemical Grouting to Earth-retaining Wall Construction in Indonesia

○Satoru Asano1, Rizky Satria Putrant3, Hideki Shimada1, Takashi Sasaoka1, Akihiro Hamanaka1, Yasuharu Toshida2, Tomohiko Abe3 (1. Kyushu University, 2. Toso Sangyou CO., Ltd., 3. Nittoc Construction CO., Ltd.)

司会:武川 順一(京都大学)

Keywords:Chemical Grouting

近年,インドネシアの都心部において地下通路や下水管の建設等のインフラ整備が進んでおり,建設時における止水や立坑の保護等を主な目的として、薬液注入工法の導入が検討されている。インドネシアでは過去に高分子系薬液使用による健康被害が発生したことから,事故以来,薬液注入工法の使用が禁止されているため,本工法に使用する薬液は環境負荷を低減するために水ガラス系薬液が検討されている。しかしながら,インドネシアでは水ガラス系薬液を用いた薬液注入工法の施工事例がないため,インドネシアにおける本工法の適用には,機能性の観点から十分な検討を要する。以上より,本研究ではインドネシアで採取した土壌試料に固化時間の異なる2種類の水ガラス系薬液を適用することで作製したサンドゲルを用いて,室内変水位透水試験と一軸圧縮強度試験を行い,インドネシアの土壌環境下における薬液注入工法の適用性について検討を行った。その結果,いずれの水ガラス系薬液を使用した場合においても透水性と強度において薬液注入工法で必要とされる改良効果を,十分発揮することが分かった。

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